大学生はバイトをしないほうがいい? 自分の体験と2つのベストセラーを踏まえて

大学生活

みんなバイトやっているけど、バイトってやった方がいいの?

今日は、大学生はアルバイトをしなくていいのかという疑問に答えるために、記事を書きました。

結論、バイトはしなくてもいいです。

今回は、私のバイトの体験や、2つのベストセラー「DIE WITH ZERO」と「LIFESHIFT100年時代の人生戦略」を読んだ感想を元に、バイトをしなくてよい理由を紹介します。

現在、大学生でバイトをしている人は、7割程度と言われています。バイトを始める理由のほとんどがお金目的のようです。

大学生はバイトをしないほうがいい? 

まず、バイトをしなくていい理由を簡潔にまとめます。

  • スキルが身につかない
  • アルバイトのガクチカは、就活に役立ちにくい
  • 自己投資(経験、読書等)する機会を失う
  • 自分に適した仕事はバイトでは見抜けない
  • ほとんどの人が将来お金には困らない
  • 今の時代に適していない
  • 若いうちに出来ることは、限られている

大学生でバイトをしようか迷っている人、すでにしている人は、自分の過去の経験やこれからどう大学生活を過ごしたいかという考えと照らし合わせて読んでください!

スキルが身につかない

バイトは、単純労働が多く、全くスキルが身につかないです。例え、バイトを長い時間やったところで、時給も100円~200円程度しか上がりません。

それなら、バイトをしている時間を自己投資に回した方が、将来的な時給は、2倍、3倍以上高くつくと思います。

adult blur books close up
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よく、バイトでは、「コミュニケーション能力」「社会人マナー」が身につくと言われています。しかし、それらの能力は何も考えずにやっているバイトに関しては、身につきにくいです。私は、6か月間引っ越しのバイトをしていましたが、裏方の仕事ばかりで、全くそれらの知識を付ける機会はありませんでしたよ。

もし、それらの能力を身につけたいのであれば、本や動画で知識を身につけ、積極的に実践するべきです。実践する場は、どこでも構いません。

アルバイトのガクチカは、就活に役立ちにくい

大学生の7割がバイトをしています。ですので、たくさんの人がバイトを経験していて、差別化がしづらいです。

バイトよりも、他の人がしていないような体験(資格取得、インターン、留学、研究等)の方がよっぽど差別化でき、企業にアピールできることも多いと思います。ですので、バイトをしなくても就活のガクチカを作ることは十分できます。

自己投資(経験、読書等)する機会を失う

バイトをしているということは、言い換えれば自己投資(経験、読書等)する機会を失っているということになります。

私は、大学入学当初は勉強全くできないダメ文系大学生でしたが、数学・英語・プログラミングの勉強に取り組み、TOEIC825点を取ったり、理系の編入試験を無双したり、人工知能について学んだりといった経験をして、本当に人生の可能性が広がりました。

社会人になったら、がっつり勉強する時間もありませんし、図書館で無料で読書をする機会もありません。

自分に適した仕事はバイトでは見抜けない

アルバイトで得た経験を就活に役立てようとしている人は、かなり多いですよね。実は、「科学的な適職」という本によると、実は自分の興味とか、経験はあまり仕事の適性には役立たないようです。

  • 人間の興味は数年たてば、予測できない。
  • 好きな仕事を見つけても、幸福度は変わらない。
  • 簡単な仕事ほど、退屈間を生み出し、死亡率が2倍高まる。
  • 自分の強みと仕事の満足度の相関は小さい。

といったことに基づきます。

ですので、大学時代にバイトをして自分に適した仕事を見つけておこうは、少し間違った解釈になっています。

ほとんどの人が将来お金には困らない

実は、ほとんどの人が退職前にあった貯金を70%以上残したまま、この世を去るという研究結果が判明しました。

それは、45~60歳の間がお金の消費のピークであり、それに気づかずに、高齢になっても一定の額を貯金しておこうと思う人がいるからです。

60歳以降年々消費は減っていくようです。

考えてみれば、老後になって、そんなに積極的にお金を使おうとは思いませんよね。

それゆえに、思っている以上に、老後に備えて、多くの貯金をしてしまい、結局使わないということが起きるのです。

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これだけの資産が将来的に残るのであれば、若いうちに使いたいと思いますよね。今、大事なことは本当にお金を貯めることですか?

大学のうちに、お金を使って、様々な経験をして、お金の使い方を身につけることが、将来的に楽しく生きるために重要だと思います。

今の時代に適していない

近い将来は、人工知能が仕事を奪う未来が近づくと言われています。

現在も、簡単な質問の受け答えはAIチャットを使ったり、体温は自動でロボットが計測してくれるようになりましたよね。そうやって、単純な作業は、AIによってなくなっていくのです。

そして、人間にしかできないような創造的な作業をすることが求められています。将来的に考え、やはりアルバイトで時間に使うのは、将来的な自分の市場価値を下げる可能性がありますよ。

若いうちに出来ることは、限られている

若いうちは、恋愛も自由にできますし、体も楽に動かせます。ですが、年を取ると、

恋愛をする機会がなくなる、

体を動かせず行動することができない、

といったことが起きるのです。

今は、旅行をしたり、運動・スポーツをしたり、恋愛をしたり、若いうちにしかできないことをしましょう。

もちろん、遊びだけでなく、勉強をしたり、起業をしたり、といった挑戦的な経験は、失敗してもまだ次の行動に生かせる年齢です。

老後になれば、失敗したら、ただ無駄な時間を過ごすだけになりますからね。





もし、お金を稼ぎたいなら

とはいえ、お金がどうしても必要な時ってありますよね。何か経験をする上でも、学費・生活費を負担するためにも、誰かにプレゼントをする上でも、お金は必要です。

結論、お金は、親や奨学金に頼るのが一番なのですが、、、、それでもお金が必要な場合は、以下のことをお勧めします。

一つ目に、長期インターンです。

長期インターンでは、アルバイトより時給が高い上に、スキルも身に付きます。学生に向けた長期インターンのサイトもたくさんあるので、どんな職種があるのか確かめてください。プログラミング、営業、コンサル等いろいろな仕事がありますよ。

しかし、長期インターンは、時間の拘束が長い(約3か月以上)、結局アルバイトと同じことをやってスキルが身につかない場合があるといったのデメリットもあります。企業によっても、インターンでできることは異なるので、それらのことを考慮したうえで、働いてください。

person holding smartphone while using laptop
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そして、2つ目が単発・短期アルバイトです。

単発・短期のアルバイトは、すぐに働くことができ、いつでも辞めれるというメリットがあります。もし何かやりたいことが見つかった場合に、土日の2日間だけ出て、2万円程度稼ぐといったこともできるのです。

職種は、引っ越しやイベントスタッフや軽作業等、簡単にできることが多いです。きっちりと、自分の稼ぎたい額を決めて、メリハリを持って、取り組みましょう。

two men standing carrying cardboard boxes
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今回は、大学生はアルバイトをしない方がいいのか?についてベストセラー2冊、「DIE WITH ZERO」と「LIFESHIFT人生100年時代の戦略」からまとめてみました。

まとめると、大学生はアルバイトをしなくて良い。若いうちに、経験・人間関係・スキル・健康に投資しよう!ということでした。


以下に、本の簡単な説明を加えておきます。

DIE WITH ZEROとは この本は、つまり貯金を残さずに死ぬとったことについて書いてあります。特に著者は、お金を使って得られる満足度は、年を取るたびに減っていくということを強調しています。

そして、「LIFESHIFT100年時代の人生戦略」では、100年間生きる時代において、変わり行く技術・産業に対して、柔軟に対応していくスキルが必要だということを述べています。

また、途中で紹介した「科学的な適職」という本は、自分に適した仕事を見つけるためには、何を考えれば良いかを教えてくれます。

以上、読んでいただきありがとうございました。以下におそらく大学生は、バイトに関しても、生活面に関してもいろいろな経験を積んでいく必要があるかと思います。以下の記事では私の生活を書きましたので、参考にしてください。

また、自分にストイックすぎてつらい人や、他人との比較で落ち込んでしまっている人に以下の記事をおすすめします。

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