こんにちは。今回は、10日間のエンジニアインターンに行ったので、インターンの体験談やメリットを紹介したいと思います。
10日間のインターンシップは、とても充実したものでした!
この記事を読んでほしいかた
- 「IT企業への就活を考えているけど、仕事内容が分からなくて不安💦」
- 「プログラミング初心者だけど、成果物ないし、技術もなくて就活やインターンの面接に受かる自信ない」
10日間のエンジニアインターンに行ってきました。【プログラミング初心者おすすめ】
私が行った企業の10日間インターンの内容
とある地方の企業で、インターンを受けに行きました。私の実家がある人口20万人程度の市です。
ここで、ざっくりとした内容をお伝えします。
・Ruby on Railsの開発インターン
日程 | 内容 |
1日目 | 簡単な自己紹介。会社の説明、昼飯会 |
2日目 | Webアプリケーションの仕組み、HTML・Gitの勉強 |
3日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善 |
4日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善、昼飯会 |
5日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善 |
6日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善 |
7日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善 |
8日目 | 4人チームでRailsチュートリアル(SNS)の機能改善、社員交流 |
9日目 | 取り組んだことの発表資料を作成 |
10日目 | 約30名の社員さんの前で、成果発表 |
10日間インターンに行ったきっかけとは?
私が10日間インターンに行ったきっかけは以下のようなものです。
どうにかスキルと経験を得て、長期インターンに行くための自信をつけておきたいというのが大きな理由です。
大学生の私は、給料も稼げるうえに、スキルも身につくという夢のような長期エンジニアインターンに行きたいと入学当初から思っていました。
しかし業務にたずさわるとなるとそれなりにスキルが必要で、成果物もない、GITの使い方も分からないまま状態だったため、業務をこなす自信がなかったです。
長期インターンの面接にも受かるわけないと思っていて、なかなか面接も受ける気になりませんでした。ただ、ずっと冬眠したままのライオンのようにいれば、大きな食料を得る体力がつかず、やがて力尽きてしまいます。
私はちょっとの進歩でいいので、行動しようとこの夏に決めました。
そこで、Indeedやゼロワンインターンなどの求人サイトを見て、企業を探しました。
何社か、自分でもできそうな長期インターンの募集ページを見つけましたが、やはり面接を受ける自信がありません。
そんなときに、私の地元で開催されている10日間のインターンを見つけました。
地元の中小企業で開催されている企業の10日間のインターンなら、面接もなく、初心者向けに開かれているので、気楽に参加することができると考えました。
また、このインターンでは、チーム開発でGITという複数人の開発に必要なツールも学べることですし、SNSアプリという成果物も作ることができ、自信と経験を身につけることができます。
そこで、私は実家に帰省するとともに、インターンに参加しました。
メンバーは、県内外の高専生・大学生の7人でした。
インターンのメンバー全員が情報系の学科出身の人でした。そのなかには、プログラミングの部活に所属していて、つよつよな人がいました。
しかしほとんどの人はRubyを触ったことない人ばかりでした。Railsチュートリアルを触ったことのある自分は少しだけ「できる人」といった感じだったのかもしれません。まあ、私はRailsチュートリアルは挫折したんですけどね(笑)↓
まあ、そんな感じのメンバーでした。
この7人のメンバーのインターンに参加したきっかけは
・Rubyを独学で勉強したが、挫折した
・学校で単位がでるから、参加した
・実践的なプログラミング開発をしたい
といった感じですかね。
そんな感じで、メンバー的にもこの10日間のインターンシップは気軽に参加できたんですよね。
インターンの内容もHTMLやGITの基礎を学んでいくことからスタートしていきました。
まじで、普段ひとりで勉強することのできないGITの使い方をチーム開発を通して実践的に学べたのは良かったです。
10日間エンジニアインターン体験で学んだこと
10日間のエンジニアインターンを通して、私は以下のようなことを学べたかなと思いました。
- 10日間でエンジニアの生活感を学べた
- エンジニアの必要なスキルはプログラミングだけじゃない
- 地元で働くってどうなの?ってことを考えた
エンジニアの生活感を学べた
私は午前10時から午後5時まで、働いていました。実際に、就職するとなるともう少し長く働くのかなとは思うのですが、エンジニアとしての生活リズムを学べました。
そこで、以下の2つのことを感じました。
適度な休憩が重要
ずっとパソコンに向かってプログラムを書いていると目が疲れたり、エラーがなかなか解決できなかったりしてストレスが溜まりやすかったです。
適度な休憩が重要なんだなと思いました。
インターン先の企業は公園が近くになったので、そこで軽い運動や自然観察をして、リフレッシュしていましたね。
リフレッシュしたあとは頭がすっきりして、つまっていたエラーが何事もなかったように解消できました。
ずっと開発はさすがにつらい
私は、インターンでだされたSNSアプリの開発で、一日の業務が終わってからも深夜0時まで開発し続けるということをしたときがありました。
たしかに、徹夜したいほど開発は面白かったのですが、徹夜した次の日にはモチベーションがかなり下がっていました。モチベーションの低下したのは、生活習慣の乱れが原因でもあると思いますが、やはりずっと開発をしていると飽きてしまうことが大きいですかね。
開発では、アイデア力だったり、コミュニケーション能力だったり、プログラミング以外のいろいろな能力が必要だと感じました。
ですので、家に帰ってもプログラミングをするというよりは、アイデアがでやすいように散歩したり、本を読んで新しい知識を得たりする方が良いかと思うんですよね。
プログラミング以外のことをした方が日中の開発のモチベーションも上がりますし、よりよいアイデアが生まれて、結果的に良い開発につながるのではと思います。
エンジニアの必要なスキルはプログラミングだけじゃない
アイデア力
たしかに、プログラミングスキルが高い方がアプリ機能の作成も速くて、「定時で帰れる―!やったー!」なんてことになるのかもしれません。
しかし、前提として「良い機能」を作っていなければ、やり直しや機能の追加をお願いされ、結果的に残業が増えるわけです。
「良い機能」の定義とは、お客さん求める機能だったり、使用者が使いやすい設計だったり、いろいろな見方があると教えてもらいました。
お客さんや使用者の要望だけに沿ったシステムでは不十分な場合があります。
開発者としては、どんな機能が必要かを想像するアイデア力が大事です。
実際に、このインターンでもSNSでこんな機能が会ったらないいなと考えながら、メッセージ機能や検索機能を開発していました。アイデア力は大事です!
コミュニケーション能力
私はインターンに行く前は、エンジニアは、パソコンとずっと会話しているイメージがあり、そんなにコミュニケーション能力は必要ないだろうなんて思っていました。
たしかに、職場は内向的なオタク気質なひとが多く、人脈作りのための変な雑談をするような雰囲気がないため、個人的にはめっちゃ楽です。
しかし、業務では的確なコミュニケーションを必要とする場面が多いんですよね。例えば、解決できないエラーを、周りの人に教えてもらうときです。
私は今回のインターンで何回もエラーを起こし、解決できずに周りに助けを求めることがたくさんありました。そのときにどういう状況でこうなったかを的確に伝えないと教えてくださる側も解決するのに困るんですよね。
また、チームでの開発では、進捗を確認したり、新しい機能についての案を出したり、コミュニケーションをとる場面は意外と多いです。
ですので、コミュニケーション能力は大事です。
個人的には、コミュニケーションの鍛え方として、読書が最適かなと思っています。読書は語彙力、分かりやすい言葉づかいが身につくうえに、知識も身につくため、よりよいアイデアを生み出し、それを伝える力が身につくと思ってます。
コミュニケーション能力、アイデア力の他にも、論理的思考力だったり、調査をする力だったり、プログラミングスキル以外の様々なことがエンジニアとして大事だなと思いました。
地元で働くってどうなの?ってことを考えた
私は、関東の大学に進学し、東京の企業で働くというイメージを持っていました。
しかし地方にある実家に帰り、インターンをして地元で働くことについて、わりと真剣に考え始めまたんですよね。
結論は「自由」を求めるために若いうちは実家を出て、働こうかなという感じです。
実家通いだと、家賃を払う必要がなく、収入のほとんどが自由に使えるお金になります。
しかし私のいる地方の企業では待遇の良い企業はないため、自由に使えるお金は増えるわけではありません。
じゃあ、実家で暮らし、フルリモートでそれなりに待遇のいいIT企業に入れば自由に使えるお金が増えるとは思いました。
しかし、やはりフルリモートにこだわると人間関係においても、その後のキャリアにおいても、閉鎖的になってしまうんですよね。

もちろん、実家暮らし&フルリモートでは経済的な自由は達成しやすいのかもしれませんが、恋愛・結婚・転職などのキャリアで自由な選択がしやすいかと言われれば、そうではないかと思います。
そんな感じで考えいるうちに、自分の価値観はどうやら「自由」なのではないかと思い始めました。
そして、「自由」を求めるために、若いうちは実家を出て、働こうかなと思いました。
10日間のエンジニアインターンで学んだスキル
Railsの基礎から応用
私は、事前にRailsチュートリアルを一周していたため、今回のインターンではその復習や応用といったことを開発を通して学ぶことができました。SNSのメッセージ機能を一から作りあげました。このインターンを通して、簡単な機能を作るくらいならできるようになったのではないかと思います。
Git/Githubの使い方
Git/Githubは、主にチーム開発をするうえで、重要な知識となります。
エンジニアインターンの募集要項にもGit/Githubを知っていることが応募要件だったりします。
私は、ひとりでのプログラミングしかしてこなかったため、なかなかGit/Githubについて分からないことだらけでした。
Gitのことを全然知らなかったので分からないまま、データが消えたら、競合を起こしたら、、、とか不安をかかえて、なかなか長期インターンを応募できなかったんですよね。
しかし、今回のインターンでは、Gitの基礎を教えてもらい、チーム開発ではGitを実践的に使って何回も失敗を繰り返して(笑)、Gitの使い方を覚えることができました。
10日間のインターンを通じて、Gitが怖いものから、めっちゃ便利なものという印象に置き換わりましたね。
やっぱり、実践が大事だと思いました。
インターン・就活に必要なスキルについて
この10日間のインターンを通じて、RailsやGitの使い方を理解することができました。
実際に、成果物(SNS)もでき、就活やインターンの選考ではではそれなりの自信を持って挑むことができたのではないかと思います。
また、このインターンではSNSの背景の色をHTMLで変更することだったり、機能に不備がないか確認するといった役割など、簡単なタスクがありました。
社員のかたにインターンに聞いたところ、まずはスキルに応じたタスクを割り振ると言われました。
プログラミング初心者の方であれば、アプリのテストや文字の変更など簡単な仕事を割り振るそうです。
この企業にかぎる話ですが、どの企業においても最初から完璧なプログラミングスキルをつける必要ななく、簡単な仕事から始めるため、就活やインターンにおいてスキル面をそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
10日間のエンジニア インターンシップはこんな人におすすめ
10日間のエンジニア インターンシップは以下のような人におすすめです。
・エンジニアとしての生活感を知りたい人
・チーム開発など、実践的な経験を積んで、長期インターンや就活に役立てたい人
まあ、企業によって違うかもしれませんが、私がいった企業はインターンの面接もなく気軽に応募出来た感じです。
また、インターンの人と少しだけ仲良くなれたのもよかったです。GIF画像のつくり方などいろんな知識を教えてもらいました。
プログラミング初心者のかたは、メンターがついてくれる短期のインターンやイベントにいってみるのが、スキルアップにつながるのかもしれません。
実際に、私は今回の10日間のインターンにいったことで、独学ではできないようなGit/Githubを身につけることができました。
またメンターに分からないことを質問できる環境だったので、挫折することなくプログラミングを学べました。
また、インターンでは、IT企業で働くのにどのようなスキルを身につければいいのかなんとなく分かるんですよね。
そして、就職やインターンも経験・成果物をもとに、自信を持って取り組むことができると思います。
プログラミング初心者のかたは、メンターがついてくれる短期のインターンやイベントにいってみるのはおすすめです!

私は、10日間のインターンのあと、自信をつけることができ、今までためらっていた長期インターンに応募しました。
バスケではレイアップシュートの方が得点しやすいように、まずはゴールに向かって小さなステップを踏むことで、大きな目標を達成しやすくなったと思います。
もし、自信がなく行動できていない人は、小さなことから始めてみましょう!
以上読んでいただき、ありがとうございました。
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