編入試験では、ほとんどの大学で面接があります。
面接を上手く乗り切れば、合格に近くなることは間違いありません。
面接のできは、事前の準備でかなり変わります。しっかりとした情報収集をして対策を立てましょう。
私は、面接が不安で、そのことを気にして勉強に集中できない時がありました。
ですが、面接をしっかりと対策すると、不安は自然に軽減します。
今回は、私が編入試験の面接の経験をもとに編入試験の面接で問われる質問を発表します。
【大学編入】面接の質問や服装はこのような感じ
編入試験の定番の質問
私が、2つの編入試験の面接を受けて、両方共に聞かれた質問の内容を元に紹介します。
志望動機についての質問
志望動機についての質問
1.「本学を志望した理由を聞かせてください」
これは、必ず聞かれます。特に、序盤の方です(笑)
これについての解答は、志望理由書に書いたことを話すと良いでしょう。
ただ、すべて志望理由書と同じだと、暗記をしている感じを察知されるため、なるべく言葉使いを変えて言いましょう。
さらにこれは、一番大事な質問ですので、堂々と答えましょう。
そうすることで、志望の本気度を伝えることができます。
2.「なぜ、あなたの大学から、貴学を志望したのですか」
質問の意図としては、在学している大学と編入先の大学との違いを明確にして、志望理由を述べる必要があります。
正直たくさんの理由があり、答えづらい質問であり、困りました。なので、なるべく一つに絞って簡潔に言いましょう。
志望理由書を中心とした質問
私は、志望理由書に書いたことが、面接の大部分で聞かれました。
志望理由書は、書く人によって違いますから、自分で質問を予想することが大事です。
例えば、
「取り組みたいことは、具体的にどんなことですか?」のような質問や、
「志望理由書に〇〇って書いてあるけど、これってどういう意味ですか?」のように専門性を問う質問や、
「今、この研究を取り組むうえで、特に考慮しないといけないことは?」といった研究の取り組み方ことや、
「もし実験で〇〇が知りたい時、あなたならどういう方法を取るか?」のように自分の思考を試す質問もあります。
上記に書いた質問の意図としては、しっかりと知識が身についているかというより、むしろ自分がどう考えるのかという論理性や柔軟性を試しているように感じます。
もちろん、質問で分からないことがあれば、具体的に「〇〇の部分が分かりません。」と言って質問の意図を確認し、しっかりと質問の意図を読み取って、答えるようにしましょう。
そして、もし、分からないことがあれば、素直に「分かりません。これから、勉強します。」というのが、謙虚に取り組む姿勢を見せることができるため、良いと思います。
意外にもされなかった質問
- TOEIC・英語のことについて
- あなたの長所・短所
- 今自分のいる大学で取り組んでいること
- 在籍している大学に入学した経緯
- 併願校ついて
私が、志望理由書に編入後に取り組みたいことを中心に書いたためか、上記ことについては全く聞かれませんでした。
つまり、面接官は、うちの大学に編入したときにどんなことをしてくれるのかということにしか興味ない、ということだと思います。
ですので、面接対策では、編入後に自分がどうしたいのかを重点的に考えましょう。
ただ、上記にあげた質問のことも答えれるようにしたほうが、面接の自信がつくので、答えれるようにすることには問題ありません。
面接対策のアドバイス
新発見!!一人でできる面接練習法
私は地方の大学から編入を目指したため、誰も頼れる人がおらず、面接の練習はとても苦労しました。
しかし、一人だからこそ何か面接の対策をすることができないかを考え、以下に紹介する方法を実践しました。
その結果、もともと話すのが得意ではない私が面接に自信をもって挑めるようになり、本番でも適切な言葉づかいで自分の伝えたいことを表現できました。
一人でできる対策なので、ぜひが面接練習をしてくれる人が身近にいない人もいる人も実践してみてください。
自分の志望理由書や提出書類を見て、面接で聞かれそうな質問を予想する
面接対策として、自分の志望理由書や提出書類を見て、聞かれそうな質問を考えることがおすすめです。
なぜなら質先ほども説明したように、編入試験の面接では主に志望理由書などの提出書類から、質問されることが多いからです。そして、質問を予想する過程で志望理由書の不十分なところを見つけるため、うまく書けなかった箇所の対策や志望理由書の理解をを深めることができ、的確に回答ができるようになります。
考えた質問は、wordファイルなどにまとめておきましょう。私は、各大学50問程度の質問を考え、それぞれ事前に答えれるようにしました。
以下、私が予想した質問集の一部を公開します。

これだけ、質問を考えておくと、答えられない質問がほとんど無くなり、試験で焦る💦ことが無くなります。
ですので、志望理由書や提出書類を見て、質問を予測しておくことをしておきましょう。
質問に対する回答を紙に(まるで話しているくらいの速さで)書く
質問に対する回答を紙に(まるで話しているくらいの速さで)書くことは、一人でできる面接対策として非常に有効です。
なぜなら、質問に対する回答を紙に(まるで話しているくらいの速さで)書くことで自分の考えを瞬時に言語化する力が身に付き、面接での予想外の質問に対しても、考える時間をあまりかけずに、的確な言葉で自分の考えを伝えることができるからです。また何回も繰り返し、書いた内容を修正することで、よりよい回答ができるようになります。
具体的には、以下の手順で行います。
- A4の紙を用意する
- 紙の上部に、面接で聞かれそうな質問を書きます。
- そして、1分間のタイマーを設定して、その質問に対する回答を(まるで話しているくらいの速さで)頭に浮かんだこと書いていきます。
- 1分たったら、書いた内容を見て、的確な言葉が使われているかや論理的に正しいかをチェックしましょう。
上記の手順を質問を変えたりしながら、何度も繰り返します。
この方法は、「ゼロ秒思考」という本に基づいて、行っています。気になった方は、ぜひ、読んでみてください。
面接以外でも、勉強方法を改善したり、志望理由書を書いたりする時にも、このやり方が使えます。
おそらく、この一人でできる面接対策をしていれば、確実に面接のレベルは上がると思いますし、
このようなことをやっている人は少ないのでライバルとの差もつけることができると思います。
また、面接の質問内容をみこして志望理由書を書くことで面接の対策がしやすくなります。志望理由書の書き方は、以下を参考にしてください。
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面接は圧迫面接なのか?
結論、私が受けた2校は、全く圧迫面接ではありませんでした。
むしろ、リラックスした感じで、答えやすい雰囲気を作っている感じがしました。
私は、圧迫面接かどうかで不安でしたが、
最初の方で
「あなたの考えをより伝えられるように、リラックスして、答えてください」や
「今日は、どうやって大学に来ましたか?」
等のような質問・説明をされたので、とても安心して、面接を始められました。
ただ、他の方の編入体験談を見ていると、圧迫面接もあるようです。
これは、大学によって違うので、自分の受ける大学の過去の体験談などで面接の様子を調べてみましょう。
ただ、圧迫面接が怖いってかたは、セルフコンパッションを鍛えることがおすすめです。
セルフコンパッションを鍛えることができれば、不安もふきとびますし、メンタルも強くなりますよ。以下の記事を参考にしてみてください!
面接の所要時間は?
面接は、10分~20分でした。
おそらく、どの大学もこのくらいだと思うので、そのくらいの時間は覚悟して挑みましょう。
面接の服装は?
服装は、面接がある場合は、スーツを着て行きましょう。
私は、2つの大学で面接がありましたが、どちらも全員がスーツを着ていました。
たぶん、スーツを着ていなかったら、浮かれます(笑)。
逆に、筑波大学の情報学群は面接が無かったため、ほとんどの人は私服でした。
以上、編入試験の面接で聞かれる質問と対策について記事を書きました。
ただ、面接は編入試験に合格する要因の一つでしかないことに注意してください。
ほとんどの編入試験は英語資格(TOEIC等)、専門科目、面接・提出書類の総合点で決まります。
そのうち、TOEICで高得点を取っておくと、安定的に編入試験で結果を出す事につながります。
また、気持ちの面でも、
TOEICでライバルと差をつけている分、試験当日は気持ちが楽になり、
よいパフォーマンスを発揮しやすくなります。
ですので、まずは、TOEICで高得点を狙って、安定的に結果を残せるようにしましょう。
来年の編入試験まで、理系の方は約5~7か月間、文系の方は約7か月~9か月間しか受験できるチャンスがありません。
早めに高得点を取得して、編入試験をより気楽に受験できるようにしましょう。
もし、TOEICで高得点を短期間で取得して、編入試験に受かりたい方は、以下のサービスをお勧めします。
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自分のレベルに合った指導と学習計画で短期間でTOEICの点数を向上させることができます。
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また、編入試験の志望理由書をどうやって書けばいいか分からない人のために記事を書きました。
ぜひ参考にしてみてください!
以上、ご覧いただきありがとうございました。もし、何か編入試験について質問があれば、コメントください。
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