編入後の大学生活を楽しく過ごすために必要な3つの事を実体験と科学的根拠をもとに解説

three persons sitting on the stairs talking with each other 編入
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今回は、編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要な3つのことを実体験と科学的根拠をもとに紹介します。

結論、大学編入後に大学生活を楽しく過ごすには、以下の3つのことが大事だと思います。

  • 人間関係を作る(友人、親友)
  • コミュニティに入る
  • 時間管理

まあ端的に言えば、編入後の大学生活を楽しむには、人間関係と時間管理が大事です。

ただ、編入する前は「友達できるか不安だな」「授業ついていけるかな」「単位変換でどれだけ認定されるかな」といったように分からないことだらけだと思います。

そんな人のために、今回は私の実体験をもとに、編入生が入学前に分からないであろうことも紹介していきます。

私も実際に、編入前は友達ができるかや授業についていけるか不安でした。

とくに、人間関係については前の大学であまり友達を作らなかったのもあって、編入後はいい友達を作りたいと思っていましたんですよね。

ただ、誰も一人も知らない新しい環境で、しかも訳ありな編入生っていうこともあって、ただ一人で不安や恐怖を感じていました。

しかし、その不安や恐怖を乗り越えて、積極的にサークルに入ったり、授業で話しかけたりして、友達を作ることで、大学生活を楽しむことができたのですよね!

この新しい環境に何とかなじむことができた経験は、企業に就職するときや住む場所を変えたときなど、将来的にも役立つ経験だったと思うのですよね。

ですので、これから新しい環境に挑む編入生にもぜひ前向きに頑張ってもらいたいと思いこの記事を書きました。

この記事を読んでもらって、編入前の不安を減らし、少しでも編入後の大学生活を楽しむために役立てれば幸いです!

この記事は以下のような人のために書きました。

  • 編入後に友達ができるかどうか不安な人
  • 編入後の大学生活を楽しみたい人

編入後の大学生活を楽しく過ごすために必要な3つの事を実体験と科学的根拠をもとに解説

編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要な3つの事として、以下をあげました。

  • 人間関係を作る(友人、親友)
  • コミュニティに入る
  • 時間管理

上記を上げた理由としては、

まず、編入試験にかぎらず人間関係を作ることや、コミュニティに入ることは楽しい人生を送るために重要であるからです。

ハーバード大学の80年以上にわたる研究でも、人生を幸せにするものは、学歴でも収入でもなく、良い人間関係であるとのこと。

また、複数のコミュニティに入っておくと、幸福度が高くなることも知られています。これは、複数のコミュニティに入ることで、良い人間関係ができやすくなることのほかに、たくさんの人に会って、多様な価値観にふれることができ、自分の「いきがい」を見つけやすくなるからなんですよね。

また、時間管理を上げたのは、編入生は単位取得や、サークル、就活など、入った年にいろいろなイベントがあり、割と忙しいのですよね。それらを上手くこなすうえもで時間管理をすることが重要だと思いました。

編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要なことその1:人間関係を作る(友人、親友)

先ほども触れたように、人間関係は大学生活のみならず、楽しい人生を送るために重要です。編入後の大学生活でも、いい人間関係を作ることを心掛けると良いと思います。

実際に私も、編入した大学では、私もサークルに入ったり、ボルダリングジムに通ったりして、趣味が合うような友人ができて、生活が充実している気がします。

ただ、編入生の不安としては、以下があると思います。

  • すでに内部生は、友人関係ができあがっていて、友達になるのは難しいのではないか?
  • 編入生であり、大学では少数派のためにみんなから浮かれて見られるのではないか?

上記のような不安があって、なかなか声をかけれないといったことがあると思います。私も上記のような不安を抱いていて声のかけるのに勇気が必要でした。

ただ、実際のところ、上記の事は思い込みにしかすぎず、編入してから同級生となる学部3年の内部生は、すでに友人関係ができあがっている人も多かったのですが、新しく友達を作りたいって人もいて、実際に周りの内部生でも新しいサークルやコミュニティに入っている人もいました。ですので、すでに内部生は、友人関係ができあがっていて、友達になるのは難しいのではないか?ということは無いと思います

また、編入生は大学では少数派のためにみんなから浮かれて見られるという点では、たしかに4月・5月など大学に入りたてのころは、大学編入した経緯などを聞かれたり、編入前の出身校を聞かれたりして、”編入生”として見られている感じはありました。

ただ、6月以降など期間がたつほど、編入したことを聞かれなくなり、もはや内部生かのように、普段の学校授業のことなどを話せるようになっています。

ですので、入学したころだけ”編入生”として見られている感じあったりするので、忍耐が必要ですが、編入生ということもあって親切に大学のことを教えてくれる人もいますし、数か月たてば、すっかりその大学の一員ですので、編入生として浮かれるんじゃないかを気にすることはありません。

とはいえ、入学する前は、誰も知っている人いないし、編入生とだけあって、いろいろと事情を伝えるには勇気がいると思います。

私も大学受験に失敗していい大学に行けなかった自分を受け入れることができず、編入試験に受かってもなお引きずって、他人に話しかけたり、積極的に行動できなかったんですよね。

私のように、編入生の中には受験失敗など、自己批判的になってなかなか他人に話しかけるのも恥ずかしいという人もいるかと思います。

そのような自己批判をしてしまい、他人と関わうことに積極的になれないときに、セルフコンパッションがおすすめです。

セルフコンパッションは、自分のあるがままを受け入れるための心理学的なトレーニングで、自己批判的になっているを受け入れて、積極的に行動をすることができるようになります。

私も、完璧主義なところがあって、受験に落ちたことを恥じていたのですが、セルフコンパッションを実践することで、受験に失敗することは誰だってあるから、ありのままの自分を受け入れようと思うこことができ、過去のことに囚われず、勇気が必要なこと(他人との関わり合いなど)に積極的に取り組むことができました。

上記のようにセルフコンパッションは、自己批判をして、なかなか他人と関わることに積極的になれない人におすすめです。

また、セルフコンパッションを通じて、誰だって失敗することはあること(人間の共通性)を学んだため、自分にも他人にも優しく接することができるようになって、人間関係が良くなったかなと思います。

ですので、人間関係を良くしたいなら、セルフコンパッションを行ってみるのをおすすめします。以下に私の書いたセルフコンパッションの記事を貼っておきます。

編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要なことその2:コミュニティに入る

先ほども触れたように、研究では複数のコミュニティに入っておくと、幸福度が高くなることも知られています。

複数のコミュニティに入ることで、幸福度が上がる理由は2つあると思います。

一つ目は、良い人間関係が作りやすいことだと思います。なぜなら、コミュニティに入ると、自分の趣味や価値観などが合う人を見るけることができ、話が盛り上がりやすく、定期的に会うことができるため、仲を深めやすくなるからなんですよね。

社会心理学者のセオドア・ニューコム氏によると、人と仲良くなるには「一緒に過ごす時間の長さ」が一番大事とのことです(*1)。ですので、コミュニティに貼りることで定期的に会って一緒に過ごす時間を増やすことができるため、友人を作りやすいのですよね。

実際に私は、編入前はあまり人と話すのが苦手で仲の友達を作るのが苦手でしたが、以前から興味を持っていた登山のサークルに入ったことで、話が合う友達ができ、サークル活動で定期的に会うことでさらに仲を深めることができました。

上記のように、人と話したり、友達を作るのが苦手っていう人も、コミュニティに入ると話しやすい人がいたり、定期的に会えたりするため、良い人間関係が作りやすいと思います。

また、複数のコミュニティに入っておくことで幸福度が上がる理由の2つ目として、多様な価値観にふれることができ、自分の「いきがい」を見つけやすくなるということがあると思います。

心理学では、自分自身が何者かを理解していることを「セルフコンセプト・クラリティ」と言い、自分自身を理解している人ほど、幸福度が高い傾向にあります。

「セルフコンセプト・クラリティ」を高めるには、多様な年齢、国・地域の人と会って話して、多様な価値観に触れて、その時に「自分と相手の共通点はや違いは何か?」といったように、内省することで自分への理解を深めていきます(もちろん、相手と話している時に内省すると会話が続かないので、一人でいるときにしてくださいね笑)。内省をするときの質問としては、以下を参考にしてみてください。

ニシムラ タクミ 「人生の価値観を探るための「価値評定スケール」」

私の場合は、以下のようにコミュニティ数が変わりました。

大学編入前:1(学校)

大学編入後:4(学校、サークル、インターン、ボルダリングの仲間)

上記のように、編入後に大幅にコミュニティを増やしました。

このようにコミュニティを増やしたことでインターン先の社長や、サークルの同級生、ジムであったおじいさんなど様々な年代の人と話す機会が増え、いろんな価値観に触れることができ、様々なものの考え方を身につけることができました。また、「何をしているときに、誰といるときに自分は楽しいのか」と自分自身について理解することが多くなって、自分のやりたいことが明確になった気がします。

上記のように、複数のコミュニティに入っておくことで、多様な価値観にふれることができ、自分の「いきがい」を見つけやすくなるということがあるので、編入生も様々なコミュニティに参加することをおすすめします。

また、インターンやサークルなどのコミュニティに入ると、自分の性格や価値観と合わない人もいます。

ただ、自分と合わない人を避けていては、活動を継続するのが難しくなってきますし、楽しく感じることもできないかもしれません。ですので、そのように性格や価値観が合わない人と上手くやっていく必要があります。

そのように性格や価値観が合わない人と上手くコミュニケーションをとるために、「NVC」を学ぶことがおすすめです。

NVCとは、心理学博士のマーシャルローゼンバーグ氏が提唱した価値観の異なる人ともコミュニケーションをとれるようになる方法です。

さきほど、紹介した「セルフコンパッション」にも近いのですが、「みんな同じ人間なんだ」という共通の気持ちを持って、自分にも他人にも共感や思いやりを持って、話そうということになります。

NVCは価値観が合わなかったインターンの上司と上手くやっていくうえで役に立ちました。

具体的には、私はインターン先の上司と、あまり価値観が合わず、上司は個人主義になりがちで、エゴが若干強いタイプでして、チームワークが好きな自分とは合わないなと思ったりしていました。ただし、上司は、会社のために仕事を頑張っていますし、会社を成長させるぞという観点では、私と上司は一致しています。会社を成長させるぞという共通の認識から、どのように関われば、二人とも幸せな選択になるかを考えて会話するように努めると、敵対していた上司の気持ちが共感に変わり、価値観は若干違えど、理解に努めることができます。

上記のように、NVCでは共通の認識を見出して、思いやりや共感の気持ちを持つことで、価値観が合わない人とのコミュニケーションも上手くとることができます。

NVCは、実際に苦手な人を前にして嫌な気持ちになった時に、実践してみると良く理解できると思います。

より深く知るには以下の本がおすすめです。

マーシャルローゼンバーグ著 分かり合えないを超える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC

上記のように、複数のコミュニティに入ることで良い人間関係が作りやすく、多様な価値観に触れることで自分のやりがい」を見つけやすくすることができるため、編入生も複数のコミュニティに入ることをおすすめします!

ちなみに、筑波大学は編入生でも気軽にサークルに入ることができました。なぜなら、一年生・編入生にかぎらず、上級生や大学院生までもが、4月(新入生サークル歓迎期間)に新しくサークルに入るからなんですよね。

ちなみに、私が入ったサークルでも、一年生だけでなく、二年生~三年生でも新しく入ってきた人がいました。ですので、筑波大学の場合は、サークルは気軽に入れるので、編入生もいろんなサークルに入ってみてください。

また、筑波大学は簡単にサークルに入ることができましたが、編入生や上級生だとサークルに入りにくい大学もあると思うのですよね。

しかし、上記でも触れたように大学生活(または人生)で楽しく過ごすために大事なのは、コミュニティを増やす事なので、

何も自分の大学のサークルに入らなくても、NPOのボランティア、インターン・アルバイト、地域のコミュニティ(例:ジムや読書会)など、他大学の人、社会人の人、地域の人とも積極的に交流すれば、大学生活(または人生)を楽しむことができると思います。

編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要なことその3:時間管理

やはり、編入生の悩みとして、三年次編入の場合は、授業、就活、サークルなど、いろいろとイベントが重なって忙しいと思います。また、新しい環境であるため、何が起こるか分からなくて、時間や気持ちに余裕が持てないのが悩みだと思います。

私は二年次編入なのですが、授業についていけるかが不安でサークルを始めていいのか?、バイトを始めて良いのか?不安でした。

実際のところは、授業もついていけていますし、サークル・バイトなども並行して行うことができています(まあ、二年次編入なので他の編入生より時間的な余裕は多いと思いますが)。

ただ、個人の状況によるところがあるので、やはり何が起こるか不安ですよね。そんなときに、時間管理を知っておくと、不測の事態に備えたり、時間を上手く使うことで大学編入後の授業、就活、サークルなどを楽しんで乗り切れると思います。

時間管理に関しては以下の本がおすすめです。

YOUR TIME 鈴木祐著

上記の本によると時間管理に関しては全員に適した時間管理法はないようです。個人にあった時間管理法を見つけていくのがいいそうです。

私が実際に行った時間管理法としては、

  • Googleカレンダーに記録(何をいつしたのかを記録)
  • カレンダーに基づいた振り返り(スマホ時間など、無駄な時間を減らす。)

といったことを行いました。具体的にカレンダーは以下の通りです。

上記は編入したての2023年の4月ごろのカレンダーの記録です。このように、自分がいつ何をしたのかを書いていました。

上記をしてよかったこととしては、

  • 今行っている活動にかかっている時間や、無駄な時間を把握することで、バイトや授業、サークルを計画的に行うことができた。
  • イベントやその内容や反省を記録しておき、定期的に過去のイベントの反省点を振り返りを行うことができ、過去の反省を生かして次の計画を上手く立てれたり、反省を生かして学習スピードをあげたりすることができた。

まあ、時間管理は人それぞれなので、個人に会った方法を模索してみてください。

また、時間管理で未来や過去について考えるものいいですが、個人的には、今この瞬間に集中する(マインドフル)でいるという考え方が一番しっくりくるかなと思っています。

マインドフルネスは、今この瞬間に集中することで、脳の疲労を軽減して、集中力を高めるのに役立ちます。

かれこれ、高校三年生のときからやっているのですが、やはり集中力が高まって、ストレスが減っている気がしますが、何よりこの瞬間を楽しむという考え方が好きです。

普段、集中力がないという人や、将来のこと/過去のこと頭がいっぱいになってしまうという人はマインドフルネスがおすすめです。

上記のように、時間管理や時間に対する考え方を知っておくと、編入して何が起こるか分からない状況でも、時間を上手く使えて、充実した気持ちで生活をすることができると思います。

まとめ

編入後に楽しく大学生活を過ごすために必要な3つの事として、

  • 人間関係を作る(友人、親友)
  • コミュニティに入る
  • 時間管理

ということをあげました。

やっぱり、人生で一番大事なのは良い人間関係かなと思いました。

なぜなら、ハーバード大学の80年以上にわたる研究でも、人生を幸せにするものは、学歴でも収入でもなく、良い人間関係であると結論付けられているから、、、という証拠が大きいかなと思います。

実際に、私自身が

編入前の、ほとんど一人で勉強していたときと、

編入後はいろんなコミュニティに入って一緒に活動したとき

を比べると、やはり編入した後のほうが良い人間関係が作れて、面白かったです。

ですので、これから大学編入をする人も、いい人間関係を心掛けて、大学生活を楽しむと良いと思います。

おそらく、大学でサークルやボランティアなど何かしらのコミュニティに入って活動した経験は、今後の将来においても役立つと思います。私も、編入前の大学では一人で勉強や読書をしているときが一番楽しいと思っていたものの、編入後の大学でサークルやインターンなどで多くの人と関わる中で「みんなで活動をするのは楽しい」、「自分の知識を他人にシェアできた時が嬉しい」というように他社貢献やチームワークを感じたときに、一番楽しさを感じるようになり、価値観が変わったような気がします。

上記のように、大学で仲間と活動した経験で価値観を変わることがあるので、大学編入をする人もぜひ積極的に友達作りや、コミュニティに参加してみてください。

以上、読んでいただきありがとうございました。

また、大学生活を楽しむための記事を以下に載せておきます。大学編入をされた方の生活に役立てば幸いです。

以下は、少ない出費でも幸せになる方法を書いた記事です。正しいお金の使い方を学ぶことで、出費を極力抑えながら、豊かな生活を送り、余ったお金や時間を使って、自己実現を目指すことができます。

参考

*1 親密な人間関係を築くために必要なこと① せいじ -note

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