少ない出費で幸福になる方法とは?2024年3月の支出を振り返る

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今回は、インターンやバイトで収入が増えたために、何かと増えた2024年3月の支出を見直したいと思います。また、2024年3月はお金の使い方の本2冊を読んだので、それらの本をもとに出費を振り返りたいと思います。

この記事は以下のような人におすすめです。

  • 何にお金を使うと幸せになるかを知りたい人
  • 私と一緒に節約や資産形成を頑張りたい人

少ない出費で幸福になる方法とは?2024年3月の支出を振り返る

今回、少ない出費で幸福になる方法を紹介するうえで参考にした本は以下のものです。

アシュリーウィランズ 「TIMESMART お金と時間の科学

エリザベス・ダン 「幸せをお金で買う5つの授業

上記の本では、何にお金を使えば幸福度が高くなるのかが書かれています。つなり、これらのお金の使い方を実践すれば、少ない出費で幸福になることもできます。上記の本のような幸せになるためのお金の使い方を学ぶメリットを以下にあげます。

  • 学生や社会人など、収入が低い人であっても、少ない出費で幸福度の高い生活をすることができる。
  • 少ない出費でも幸福度を得られるため、お金やキャリアに関するプレッシャーや不安を軽減することができる。
  • 少ない出費で満足できれば、貯蓄を増やしたり、仕事の時間を減らしたりして、時間やお金を増やすことで、ある程度自由に暮らすことができる。また、自分の好きなことや挑戦的なことを行うことができ、自己実現につながる。

少ない出費で幸福になるために意識することは何か?

以下に、少ない出費で幸福になるために意識したことをまとめます。主に、「TIMESMART お金と時間の科学」「幸せをお金で買う5つの授業」を参考にしています。

時間を買う

家事代行サービスを活用したり、通勤時間を減らすために会社の近くに引っ越すといったように時間を買うような買い物をすると幸福度が高まります。以下に理由をまとめました。

  • 時間を買うと、気持ちに余裕が生まれ、人間関係を大事にするため、幸福度が高い傾向がある。(お金より時間を重視しましょう!)
  • 嫌なこと(家事など)を他人に任せて、能動的な趣味に時間を費やすことができるため、幸福度が増す。

TIMESMART お金と時間の科学」の著者であるアシュリーウィランズ博士によると、いやな家事や雑用を毎月他人に任せると年間で約18000ドル(約250万円)分の幸福度を得られるとのこと。例えば、風呂・トイレ掃除が嫌いな人が毎週週一回の家事代行を1500円で頼んだとすると、年間約7万円(=毎週1500円×48週間)かかりますが、年間250万円分の幸福度を手に入れられるそうです!家事代行はかなりコスパの良い投資ですね(笑)

ただ「TIMESMART お金と時間の科学」を読んで私が思ったのは、時間を買うことの本質は「嫌なことを減らして、好きなことを増やす」ことです。ですので、嫌なことを意識的に自分にとって良いことに変えることで解決することができるのではないかと思いました。

例えば、普段嫌だと思っている部屋掃除を良い運動だと思ってこなしてみる、または神経を集中して集中力のトレーニングだと思って取り組んでみるといったように、嫌なことを意識的に良いことに変えるもできると思います。

このように、嫌なことを意識的に良いことに変えることで時間をお金で買わずとも、「嫌なことを減らして、好きなことを増やす」ができ、幸福度が増えるとは思います。

家事代行を外注するべきか、または家事を何かプラスになることだ(例:いい運動だ)と思って自分で家事をする方がいいのかといったはっきりとした答えはないと思うので、どちらとも試してみることをおすすめします。

経験を買う

経験にお金を使うと、人生の満足度が高くなるのでおすすめです。なぜなら、経験は思い出に残り続け、あとで振り返った時に人生の満足度が高まるからなんですよね。

実際にモノを買った人と、経験を買った人の幸福度を比べた研究では、時間が立つほど経験を買った人の方が幸福度が高かったとのこと。

まあ、たしかに私の経験としてもゲーム機(モノ)を買ったときは最初は嬉しいですけど、次第にゲーム機があることが当たり前になって、しまいには飽きてしまって、最後には物置に置かれて”邪魔モノ”になっていますよね。ですので、やはりモノは時間が立つほど、幸福度が上がらない(むしろ下がる)のではないかと思いました。それとは反対に、高校の部活動や、大学の合宿など経験は、ずっと思い出に残って、思い出すたびに幸せを感じます。ということで、経験にお金を使いましょう。

「幸せをお金で買う 5つの授業」では、めったにできないことや、新しい体験ができること、社会的なつながりが生まれることなどにお金を使うと満足度が上がりやすいそうです。

他人のためにお金を使う

実は、一番幸福度が高くなるお金の使い方としては寄付をしたり、身近な人にプレゼントをしたりといったように「他人のためにお金を使う」ことがあげられます。

他人のためにお金を使う」ことで幸福度が上がる実例としては、ニッセイ基礎研究所が行った日本人を対象とした研究があります。具体的には、被験者にボーナスポイント(100円相当)が当たるかもしれないくじ引きをWeb上で行わせ、くじ引きの結果を「当選」、「寄付」、「落選」とランダムに被験者を分けて、その後の幸福度を調べました。結果としては、寄付が当たった被験者グループの幸福度が一番高ったとのことです。

上記の研究のように、私たち人間は他人にお金を使うと幸福度が高まるようです。研究者によると、寄付をすると誰かの役に立っているという利他的な感情が湧き、幸福度を高めてくれるとのことです。

また私の経験ですが、困っている人(難民の人など)に寄付をすると、自分が社会の役に立てたという気持ちと、いかに自分がいつも抱えていたストレス(人間関係やお金のことなど)が小さいものかが分かるため、メンタルにも良い影響を及ぼすと思うんですよね。

ですので、他人のためにお金を使ってみましょう!

また、研究では貧困の人など収入の低い人でも寄付は幸福度を上げてくれるとのこと。

自分の生活や貯蓄プランが苦しくなるまで寄付や他人へのプレゼントをする必要はありませんが、余裕のある人はぜひ試してみることをおすすめします。






というわけで、幸福度を高めるお金の使い方を紹介しました。以下の3つをぜひ実践してみてください。

  • 時間を買う(例:家事代行、通勤時間を削減するために会社近くに引っ越しする)
  • 経験を買う(例:めったにできないことや、新しい体験ができること、社会的なつながりが生まれることなど)
  • 他人のためにお金を使う(例:震災の寄付、身近な人へのプレゼントなど)

私が2024年に実際に増やした出費

ということで、幸福度を高めるお金の使い方をもとに主に、3月は以下の出費を増やしました。

  • 週一でボルダリングジムに通う (経験を買う) 月5000円
  • スーパーが遠くて時間がかかるので、若干配送料がかかるがネットスーパーを使う(時間を買う) 月1000円
  • 他人のためにお金を使う(NPO法人などへの寄付、楽しい演劇を見せてくれたサークルへの寄付) 少額

ここで、特に満足度が高かったのが、ボルダリングジムとNPO法人など世界で困っている人への寄付です。

一方で、幸福度が高まるお金の使い方と言えど、ネットスーパーへの支出は、あまり時間を短縮できていないため、そこまで幸福度が高まるとは言えず、検討する必要がありそうです。

また、寄付をする人は「誰に何のために役立つか」をしっかり考えて寄付しないとやはり幸福度を高めることはできないのかなと思いました。

実際に、NPO法人への寄付と、楽しい演劇を見せてくれたサークルへの寄付とでは、NPO法人への寄付の方が役に立っている感覚があり幸福度を感じました。

また、演劇サークルへの寄付は悪くはなかったのですが、寄付したお金がどう役立つかが分からなかったので、少し残念でした。

実際に、2013年にララ・アクニン教授によって行われた寄付の研究でも、寄付がどのように役立つかを明確にしている慈善団体へ寄付すると寄付をすると幸福度が高くなるが,寄付がどのように役立つか明確でない団体へ寄付する場合は、寄付をしても幸福度が高まらないとのこと。

上記の研究結果からも、寄付をするときは「誰に何のために役立つか」を考えたうえで、寄付をすると、自分の幸福度を高められると思います。

まとめ

以上で少ない出費で幸福になる方法を紹介しました。

ぜひ、以下を試してみてください。

  • 時間を買う(例:家事代行、通勤時間を削減するために会社近くに引っ越しする)
  • 経験を買う(例:めったにできないことや、新しい体験ができること、社会的なつながりが生まれることなど)
  • 他人のためにお金を使う(例:震災の寄付、身近な人へのプレゼントなど

個人的には、もっと食費を減らして(健康的な食事を意識していますが、ちょっと高いかも)、モノの出費(イヤホンなど)を減らして、

もっと体験(ボルダリング、旅行)や時間を節約(家事代行など)にお金を使いたいと思いました。

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