本当の知識人になるには?ソフトスキルの磨き方

こんにちは。

大学の春休みに入って、インターンで仕事を始めました。インターンでは、主にプログラミングを行っていますが、プログラミング以外でも重要なスキルがあるのではないかと思いました。

その重要なスキルとは、「ソフトスキル」です。

ソフトスキルとは、課題解決力、相手への思いやり、感情を調節する力など、人に関するスキルのことです。現代では多くの企業が、パソコンスキルや数学能力などといったハードスキルよりもソフトスキルを重要視するようになってきました。なぜ、「ソフトスキル」が大事だと思ったかというと、仕事では自分の上手くいかないことがあったり、好きじゃないことをやらせられたりするからです。そんなときに、ソフトスキルがあれば自分の感情を調節して前向きに物事をとらえたり、周りの人の力を借りて自分では解決できない問題を解決したりすることができるからです。

今回は、そのソフトスキルの内容やソフトスキルを鍛える方法を紹介して本当に智慧のある人になるにはどうすればいいのかを解説していきたいと思います。

参考にしたのは、鈴木祐さんの科学系ブログや本、私が今まで読んできた心理学系の本です。ときおり、本の紹介もしています。

1.人生に好奇心を持って学び、成長する姿勢を持とう

ソフトスキルでは、他人や自分の人生に対する好奇心を持ち、経験から学んで成長する姿勢を持つことが大事です。

たしかに、好奇心旺盛で学ぶ意欲が高い人は、困難があっても乗り越えられそうですよね。また、ソフトスキルのある人は、以下のようなことを考えます。

  • 自分や他人から得た知識・経験から何か共通点はあるか
  • 困難な状況を別の視点から見つめ直す事はできないか
  • 自分の視点を変えられるような体験はありそうか?

といったことを考えます。例えば、私の場合では大学受験で第一志望の大学のみしか受けずに、プレッシャーや実力不足もあってその大学に落ち、行きたくもなかった大学に行って失敗してどん底まで落ちた経験がありました。しかし、ここで問題なのは、第一志望の大学しか受けなかったことが原因であり、その他に第2・3志望の大学を調べておけば、自分の意図しない進路にはならなかったはずです。また、第2・3志望の大学に受かっていたら、気楽に第一志望校を受験できて合格にも近づけたはずです。この受験失敗の経験から、就活や転職など、キャリアの選択では第一志望のみではなく、自分が受け入れれるような他の選択肢も残しておくことが、大きく失敗しないまたは第一志望を実現しやすくするために重要だと気づけました。

上記は、失敗に対しても、前向きに経験から学んで成長する姿勢を持った経験です。そして、上記のように人は誰でも失敗することはありますから、むしろ失敗を恐れずに好奇心を持って学ぶんだという気持ちがソフトスキルを高めるためにも重要です。(決して、私はソフトスキルが高いわけではありません。)

この人生に好奇心を持って学び、成長する姿勢を持つためのトレーニングとしては、以下があります。

  • 新しいコミュニティに参加してみる。(最近だと、私はボルダリングジムに通い始めました。)
  • ネガティブなことを別の視点からとらえ直す。最近起こったことでいやだったことを思い出して、別の視点で考えてみましょう。例えば、先ほどの自分の大学受験失敗を就活に前向きに捉え直そうとしたことです。

他人への関心を持つ

ソフトスキルが高い人は、他人への関心が高く、他人の共感や尊重ができます。

確かに想像してみると、他人から好かれる人は優しくて他人への思いやりがありますよね。

他人に思いやりを持つと、苦しんでいるのは自分だけではないという皆でつながっているという考えを持てるため、自分のメンタルも安定しますし、他人のためになろうという気分も湧くそうです。(これは、心理学ではセルフコンパッションと言ったりします。)

そして、共感力や思いやりを持つには、自分だけではなく他人を理解しよう努めるということです。しかし、他人を理解する・他人の視点に立って考えるというのは自分ひとりでは以外にも難しく、ときに偏見を生んでしまう(ThinkAgain アダムグラント著参考)とのことで、やはり探求心を持って相手に質問するということが重要になってきます。

そして、相手を理解するには、相手の話が話しやすい雰囲気を作り、相手の話をよく聞き、適切な質問をすることが大事であります。そのために、コミュニケーションの本や、アクティブリスニングを学ぶと良いと思います。

また、思いやりの心をはぐぐむためにも、先ほどあげたようにセルフコンパッション(苦しみは誰もが感じていること)を意識して、自分の苦しみを思い出し、他人が感じていたら、どう接するかを考えるワークもいいでしょう!

ということで今回の続きはここまで、

ソフトスキルは、受験・就活の面接でもより良く評価されるポイントでもあるので、鍛えて損はないですし、何より人間関係がとても充実します。私は、編入する前の大学では引っ込み思案で人と話すのが苦手でしたが、ソフトスキルやアクティブリスニングを練習して、現在の大学生活では仕事や友人などより良い人間関係を作れているかなと思います。また、人と関わることが好きになったので、インターンやサークルなど積極的な行動ができるようになった気がします。

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